ホント？英会話たったの９０日No.３

読み書きも身につかない学校英語。

自分がもっている英会話教材を
たった１０分で構いませんから
英語を聴いて（理解できなくてＯＫ）
聴こえたとおりに、リピートして
みてください。

とお願いしました。
この段階でもう歩みがとまる人がいます。
最初の日に１０分間Ｌ＆Ｒすることが
出来ない。
これ意外や普通なんです。

「読み書きは出来ても、駄目なのよ会話は」
って昔から言われてきたことですよね。

で、意地悪な質問なのですが、あなたの
周りの皆さんは英語を読んだり、書いた
りできていますか。

確かに学校では読む・書くを教えられて
きた覚えがあります。
問題は読めるか、書けるかなのですが...。

その昔、英語を教える「バイト」がした
いと、都内の有名大学の英米文学科の
現役女子大生がよく求人募集に反応して
くれた時代がありました。

さすが今はそんな無謀なチャレンジをす
る学生さんは東京では少なくなりました。

面接時には英字新聞The Japan Timesを
テーブルに置いて
「サインペンで囲ったコラムを一分で読み
その内容を日本語で教えて下さい」
とお願いします。
いつもこのやり方で面接しました。

十中八九明確な日本語に置き換えられる
学生はいませんでした。
有名大学の英米文学科の現役女子大生に
して実は英語が読めなかったのです。

英検の準一級を取得していても、読めて
いなかったのです。

今まで
何冊英語で書かれた小説を読んだか
日頃英字新聞に目を通しているか
と聞くと、ほとんど読んでいないのです。

英語の試験にはきちんと対応できるのに
つまり、試験対策は上手なのに
それ以上はやってないというのです。

英語の資格試験の合格級と英語の運用
能力は中々一致しません。

ＴＯＥＩＣで９００点以上叩き出して
いる人でも会話は苦手というひとが多
いのも事実です。

１０年近く学校で勉強してきたものが
実は、ほとんど身についていないこと
を認めるのは辛いことだと思います。

が、この事実を受け止めて、そこから
新たなスタートを切らないと
何も始まりません。

残り８７日。